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女性や高齢者もかかるいんきんたむしですが、
もっとも多く見られるのは思春期や
20代の若い男性だと言われています。
股間を中心として、
太もものつけ根などに猛烈なかゆみと
赤いブツブツが環状に広がっていくので、
いんきんたむしを発症すればすぐに分かります。 |
いんきんたむしを治療するには外用薬を使います。
ただしここで注意して頂きたいことがあります。
と言うのは、
「恥ずかしい」という気持ちがある為に、
皮膚科を受診せず市販薬で治療しようとする方が多いのです。
デリケートな部分でもありますから、自己診療は危険です。
例えば以下のパターンがあります。
・いんきんたむしなのに、湿疹用の薬を塗って治療している
・湿疹なのにいんきんたむしの薬を塗って治療している
・性感染症も併発しているのに、いんきんたむしの薬だけ塗って治療している
湿疹の薬であればステロイドが含まれていることが多く、
もしステロイドをいんきんたむしに塗ってしまうとかなり悪化します。
なぜかと言いますと、白癬菌はステロイドが大好物だからです。
症状が出たらまずは皮膚科を受診して、
病変の原因が何であるかを医師に診察してもらいましょう。
いんきんたむしは他の部位の水虫と比べるとかなり早期に完治します。
また、他の部位にも白癬菌がついている場合には
それも併せて治療してしまいましょう。
下着はトランクスなど風通しのいいものに変えてくださいね。
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