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いんきんたむしは男女ともに感染しますが、
男性の方が入浴施設など人が多く集まる場所で
感染しやすい病気です。
いんきんたむしに感染すると、
性器の周りから太もものつけ根、
内側などに赤みが出ます。
その後、環状にどんどん広がりを見せ始めます。
一番苦しむのは「猛烈なかゆみ」。
いんきんたむしは股間の水虫で、
カビ(真菌)が原因ですからきちんと治療を行わない限り
治癒することはありません。 |
いんきんたむしは非常に強いかゆみを伴う病気です。
ですから無意識に掻いてしまいます。
「掻く」というより「掻きむしる」と表現した方がいいでしょう。
放置すると水ぶくれができ、紅斑が横に広がっていきます。
股間は角質層が薄いので、患部の範囲が広がって悪化するのはあっという間です。
下腹部、お尻へと病変部は広がり、
ひどい場合はおしり全体がいんきんたむしに侵されることもあります。
とにかくかゆみがひどいので、掻いてしまいますから
更に患部は広がり悪循環にはまってしまいます。
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「いんきんたむしにかかったかも。」
こう思ったら、市販薬を使う前に皮膚科を受診してください。
いんきんたむしではないかもしれませんし、
他にも性感染症を併発しているかもしれません。
また、いんきんたむしの薬は1種類ではありませんから、
合わない場合には症状が悪化することもあります。
病院で診断してもらった上で、医師のアドバイスどおりに治療を進めてください。 |
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