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いんきんたむし(股部白癬)とは、
股間に水虫が感染してしまったものです。
太ももや性器のまわりにも真菌は及び、
臀部(おしり)や下腹部にも広がっていきます。 |
いんきんたむしは人から人、猫から人へ感染します。
(ほとんどの場合人から人)
人が集まる場所、
温泉・プール・スポーツジム・ホテルなどの洋式トイレ、
足拭きマット、浴場の腰かけ、また家族に保菌者がいる場合、
脱ぎ捨ててある下着から感染することがあります。
白癬菌は高温多湿を好む為、7月〜8月に発症する方が増えます。
家に帰ったら汗をシャワーで洗い流し、
蒸れている状態を長時間持続させないようにしてください。
また、いんきんたむしは稀ではありますが女性も発症することがあります。
男性と同様に、ジーンズなど風通しの悪い衣服を長時間着用した後は
きちんと汗を洗い流すようにしてください。
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もし、パートナーがいんきんたむしに感染している場合、
SEXによって感染することがあります。
股間は足などに比べると水虫が完治しやすい部位です。
ですから、小さな水ぶくれができるなど症状が現れたら
すぐに皮膚科を受診するようにしましょう。
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かゆみが出て、皮膚に異常が見られると自己判断で市販薬をつける方がいます。
その皮膚の異常がもし水虫(いんきんたむし)でない場合、
症状が悪化して病変部が恐ろしく拡大することがあります。
治療は皮膚科で診断をきちんと受けてからにしてください。 |
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